専門医が語る「歯周病とは」|蒲田駅徒歩8分の歯医者、なるかわ歯科医院では歯周病を中心にチームで治療しています

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専門医が語る「歯周病とは」

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歯周病とは

歯茎から血が出やすい
歯肉が赤く腫れている
歯肉がかゆい
起きた時に口の中がネバネバする
口臭がある
歯が長くなった気がする
歯がグラグラする

これらの症状がある方は、歯周病の可能性があります。
歯周病は、進行すると歯を支えている歯槽骨(しそうこつ)と呼ばれる骨が溶けてしまい、最終的には歯が抜けてしまいます。
近年、日本では30歳代になると90%以上の方が歯周病になっており、40~50歳代の約50%が歯周病が原因で歯を失っているというデータがあります。
虫歯や歯周病の進行具合は自己判断が難しいため、定期的なメインテナンスを心掛け、少しでも早く発見し治療することが重要です。

歯周病専門医について

「歯周病専門医」とは、特定非営利活動法人日本歯周病学会が、高度な専門知識と技術をもった歯科医師の養成、および歯科公衆衛生の向上を図るため、歯周治療を専門的に取り扱うに充分な技量と倫理観を有する歯科医師を認定する制度です。
特定非営利活動法人日本歯周病学会が認定した「歯周病専門医」については、広告等での公示が厚生労働省より認可された数少ない資格のひとつです。

 

歯周病の進行

歯周病の進み方

歯周病は次のように左から右へ進行していきます。進行具合によって治療法が異なります。歯周病は、自己判断が難しいため、お早めご相談ください。

健康な状態
健康な状態
歯と歯ぐきの間に歯石や歯垢が溜まっている状態
歯と歯ぐきの間に歯石や歯垢が溜まっている状態
歯ぐきが赤く腫れ始めた状態
歯ぐきが赤く腫れ始めた状態
歯の根元が見え始めた状態
腫れが進行し、歯の根元が見え始めた状態
歯がグラグラしている状態
歯ぐきが歯を支えられなくなり、グラグラしている状態

歯周病の主な症状

歯肉炎

歯肉が炎症を起こして赤く腫れ、歯ブラシを当てるだけでも出血することがあります。
歯と歯肉の境に付着している細菌が毒素を出して、歯肉に炎症が起きます。さらに歯垢が溜まるとますます悪化していきます。

歯周炎

歯根膜まで炎症が進み、歯肉は赤紫色に腫れあがります。
歯磨きで血や膿が出て、歯と接している歯肉がさらに腫れ、退縮します。歯と歯の間が広がって食べ物が詰まりやすくなり、このまま進行すると、歯が抜け落ちてしまうこともあります。

 

歯周病の原因

歯周病は、プラーク(歯垢)の中にある細菌が原因で起こるとされています。
このプラークが、歯の表面や歯周ポケット内部で成熟して形成した膜をバイオフィルムといいます。
このバイオフィルムは、細菌がフィルム状のバリアーに覆われているため、通常の歯磨きや薬剤などの化学療法では落とすことができません。
このバイオフィルムを放置しておくと、歯周病が進んでいきます。

歯周病になりやすい人

近年、以下のような要素がある人は、歯周病になりやすいと言われています。

歯周病と全身疾患の関係

最近の研究では、糖尿病、心臓血管病、低体重児出産・早産などが歯周病に関連する全身疾患とされています。
また、肺炎、骨粗しょう症、腎炎、関節炎、発熱などへの関連も疑われています。
しかし、これら歯周病と全身疾患の関連に関する研究成果や発表の多くは海外の疫学研究が中心となっており、日本の研究では確証となるデータが不足しているのが現状です。

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